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2対0で逆転!浙江チームが津門虎を抜いて順位を上げ、優勝争いと残留争いの両方で“判定者”となる


文/左瑞 20日夜、浙江緑城は前半と後半の終了直前にそれぞれ異なるフォワードの組み合わせでゴールを奪い、2対0で天津津門虎に勝利。アウェーで0対2で敗れた悔しさを晴らした。


U23アジアカップ予選の影響で前倒し開催となったこの第23節は、リーグ順位が近い両チームの対戦となった。ホームの浙江緑城は新加入選手の活躍もあり、勝利への意気込みが一層強かった。カネダ監督は試合前、「国安、申花との2連戦は1分1敗で、期待したポイントは得られなかった。回復の時間も短かったが、津門虎も同じ状況だ。彼らには優秀な選手が多いが、我々も万全の準備をしている」と語った。


主将の程進が今節で復帰し、チームにとって朗報となった。彼は怪我で約3か月間ピッチを離れていたが、第19節の深圳戦で26分間出場し、第20節の国安戦では途中出場して15分後に退場となった。中盤の代役である鮑盛鑫や銭杰給もリハビリ中のため、程進の視野やパスワーク、攻守の切り替え、そしてコンディションが注目された。試合前、程進は「最近は試合が立て込んでいて、暑さも厳しいが、全員がこのホーム戦に向けてしっかり準備している」とコメントしていた。



カネダ監督は、どの試合も唯一無二であり、選手交代は試合の流れや状況に応じて行うべきだと考えている。スタメンも控えも高い能力を持ち、「いつでも全力でピッチに立つ準備ができている」と語った。今節は程進が復帰し、李提香との中盤コンビが再編成されたほか、汪士欽が左ウイングバックに戻った。ミトリツァ、ヤゴ、王鈺棟の攻撃陣は、天津がホームで勝利した際には対戦していなかった新たな布陣だった。


前半14分、アウェーの天津がシュートを放ちポストを直撃。20分にはホームの新星ミトリツァが2人のDFをかわしてシュートしたが枠を外れた。32分、ヤゴがゴール前で押し込もうとしたがクリアされ、セカンドチャンスも生かせず先制の機会を逃す。しかし44分、ミトリツァのコーナーキックから相手GKが飛び出しミス、ヤゴがファーサイドで頭で合わせてゴール。浙江は1対0で前半を終えた。


後半もミトリツァは浙江の攻撃の中心で、左サイドから何度もチャンスを作ったが、最後の精度に欠けた。66分にはカネダ監督が張佳祺を投入し、ヤゴを下げて中盤を厚くする532の布陣に変更。ボール支配やチャンスの数では優位だったが、1点差では安心できない展開が続いた。



80分、フランクとオウスが王鈺棟と程進に代わって投入され、浙江は3トップの布陣で体力を維持しつつ追加点を狙った。カネダ監督の采配は的中し、アディショナルタイム4分、オウスの右サイドからのクロスにフランクが中央でダイレクトシュートを決め、2対0で勝利を確定させた。このゴールでオウスのアシスト数とフランクの得点数はいずれも8となった。


試合後、程進は「攻守の両面で良いプレーができたし、ボール支配でも優位に立てた。最終的にその優勢を2点差の勝利につなげることができた」と語った。この試合後、両チームは勝ち点33で並んだが、浙江が6位に浮上し、天津は7位に後退した。残り8試合で浙江は蓉城、海港、梅州、亜泰、海牛らと対戦し、今後もリーグの上位・下位両方の行方を左右する存在となる。


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